これはトップフォースをカーペットコースで走らせてた時に気づいた事です。

 

あれっ。なんか左右の舵角が違うぞ!

 

こんな時は、プロポのEPAで調整すれば左右の舵角を合わせる事ができるのですが・・・・・

 

トップフォースの構造的な問題が・・・・

 

ステアリングがシャーシに干渉してる

原因は「ステアリングクランクがシャーシに当たってしまって、フロントナックルがフル舵角になる前に止まってしまう。」という点です。

 

左右、どちらもこの矢印の部分が当たるんですよ。

ここのせいで、少ない方の舵角を増やせないんです。

 

ステアリングクランクを逆ハの字にすれば良い

と言うわけで、今回はトップフォースの舵角を増やします。

 

やり方は簡単で、ステアリングクランクがシャーシに当たっちゃうのは変えられないので、当たるまでの距離を増やせばOK!

 

名付けて「シャーシに当たるまでの距離を長くしちゃうぞ大作戦」です!

 

具体的には、下の写真のようにステアリングクランクが逆ハの字になるようにすればOK!

説明書通りにすると、このステアリングクランクは真っ直ぐで左右が平行になるんですが、これを逆ハの字にすればシャーシに当たるまでの距離がかせげるようになるわけです。

 

まず、ステリングブリッジのタイロッドを長くする

基本的にはステアリングブリッジを長くすれば逆ハの字になるので、このタイロッドを長くします。

 

説明書では25mmになっているのですが、今回は27.13mmにしました。

 

とりあえず、これだけでステアリングクランクが逆ハの字になりました。

 

次はサーボホーンに付けるタイロッドの長さを調整

ただし、これだけだとプロポとESCの電源を入れると問題が起きます。

 

当然ですが左のステアリングクランクは真っ直ぐで、右側は思いっきり右に傾いて、変な逆ハの字になっているはずです。

それを綺麗な逆ハの字になるように調整するには、サーボホーンに取り付けるタイロッドの長さを短くします。

 

今回は説明書の9mmを7.28mmに変更しました。

 

これで良い感じに逆ハの字になりました。

 

ここまで舵角が確保できるようになる!

今回の工夫をしただけでこんなに舵角が確保できるようになります。

もちろん、実際に走らせるときはここまで舵角が必要ない事もあります。

 

そのあたりはデュアルレートを減らしたりして良い感じに調整しましょう。

 

ステアリングクランクとボディが干渉する場合がある

今までより、ステアリングクランクが外側に出てくるようになりますので、ボディのカットの仕方によっては少し干渉すると思います。

 

もし干渉する場合は、少しカットしてあげてください。

 

舵角を確保した副作用が・・・・

これで舵角が確保できるようになって、めちゃくちゃ曲がるようになったのですが、ちょっと困ったことが・・・・。

 

元々、カーペットコースで走らせている時にステアリングの初期の反応が速すぎて、ちょっと操作が難しいなと思ってたんですが

 

舵角が確保できるようになった後に、この症状がパワーアップしまして、操作がもっと難しく・・・・。

 

次回は、この症状を改善するべく、またまた改造します。