実は1年前に発見して今まで書かなかったことがあります。
それは、TT-02 TYPE-Sで一番グリップが確保できるタイヤです!
以前書いた通り、常連さんに進められてソレックスのタイヤを使っていたのですが、TT-02 TYPE-Sってどうしても中速コーナーで巻きやすい(オーバーステア)傾向がありました。
具体的には、右回りの中速コーナーで巻くんです。
なぜか、左回りのコーナーでは巻かない。
縦置きモーターの影響ですかね?
良くわかんないけど、とにかく右周りの中速コーナーが難しかったです。
レースに参加してもボロボロで、その時の成績が最初は10人中8位、2回目は7人中7位(最下位)でした。
タイヤで解決できないか?
常連さんに、セットを手伝ってもらってもなかなか改善しない・・・。
もちろん、下手っぴなのが一番の原因なのですが、とにかくもっとグリップの良いタイヤがあったら解決できるのでは?って考えたんです。
私が参加しているサーキットのレギュレーションでは、グリップ剤を使わなければタイヤは自由だったのでいろいろ試すことにしました。
何となく他のタイヤを買ってみたり、他の人が使ってるタイヤを試させてもらったりいろいろやって、ついに見つけました!
それがライドのReシリーズです。
このタイヤに換えてから、マシンの安定性がめちゃくちゃ向上しました!
中速コーナーの巻き現象もなくなって、タイムも一気に向上!
サーキットでの周回タイムが14.5秒ぐらいだったのが、一気に14秒を切るぐらい(0.5秒速くなった)になりました。
0.5秒っていうと大したこと無いって感じるかもしれないですけど、レースだと周回遅れにされちゃうぐらいの大きな差です。
これは凄い進歩です。
レースの結果が大きく向上!
タミヤクラス | |
2016年7月 | 8位(10人中) |
2016年9月 | 7位(7人中)最下位 |
2016年10月 | 2位(9人中)この回からライドのタイヤに変更 |
2016年11月 | 5位(8人中) |
2016年12月 | 3位(10人中) |
ライドのタイヤに変更した瞬間に前回最下位から2位になっちゃいました^^
この日は、正直運が良かったのですが、それでも大きな飛躍には間違いないです。
完全にタイヤのおかげです。
今では、このタイヤなしには戦えません。
タイヤは組み立て済みなので楽ちん
あと、個人的に気に入っている部分が「組み立て済み」と言う点です。
買ったときには、タイヤがホールに接着済み!
もちろんインナーも入ってます!
4つの組み立て済みタイヤが入って3000円前後!助かります!
通常のタイヤって、組んで接着するのがめんどくさいんですよね。
しかも、ちょっとだけズレたりするとショックが大きい。。
それなら、最初から組み立ててくれてるとホントに助かります。
種類は大きく4種類
温度域に合わせて、4種類あります。
温度域の低い順にRe25、Re28、Re32、Re36となってます。
正直、Re36は路面温度が60度でもグリップがイマイチだったので使い道が無いような気がします。
Re25~Re32だけで良いと思います。
走らせる場所にもよると思いますが、私が通ってるサーキットでは以下の温度域がベストでした。
Re36 | 路面温度60度以上でもグリップがイマイチ |
Re32 | 路面温度40度~60度 |
Re28 | 路面温度25度~40度 |
Re25 | 路面温度15度~25度 |
(15度を下回ると、グリップがイマイチ)
パーキングロッドで走るだけならRe25とRe32を持ってれば十分かなと。
更に、2種類のインナーバージョン
温度域で4種類に分かれているんですが、インナーの違いで更に2つあります。
スポンジインナーが入っているバージョンと、モールドインナーが入っているバージョンの2つです。
それぞれRe25~Re36まであります。
つまり、8種類あるということです。
ただし、モーターのKV2500前後でギヤ比7前後のスピード域だったら正直言ってインナーでの違いは分かりませんでした。
スポンジインナータイプの方が値段が安いので、個人的にはスポンジインナータイプを多く使ってます。
見分け方は簡単でホイールに書かれた文字の色です。
赤がモールドインナー
青がスポンジインナーです。
新品の時は注意が必要!
このタイヤは新品だと、パーティングラインがすごいです。
タイヤの真ん中に大きな出っ張りが!
これがあるうちは、正直言ってタイヤのグリップがイマイチです。
2、3パック走行してパーティングラインを削るか、専用カッターでカットするなどしてください。
右が新品で、左が数パック走って削ったところです。(ちょっと分かりにくいかな?)
ちなみに、ソレックスなんかは新品の時が一番グリップが良いんですが、このライドのタイヤは2、3パック走った頃が一番グリップが良いです。
その後、数パックその状態が続くのでコストパフォーマンスが高いです!
メリットばかりなのですが、問題が1つだけあります。
それは、あんまり売ってる店が無い・・・・。
今では、ほとんど取り扱いが無いという・・・
スポンジインナータイプはこちら
モールドインナータイプはこちら
モールドインナータイプのRe32はAmazonでは見つかりませんでした。
※注意
同じライドの類似品でRex34とRex30と言うのがありますが、こちらはタイヤの軽が小さいのでトップスピードが伸びません。注意しましょう。
追記2017/11/1
ライドのReシリーズは、生産中止になったようです。
リニューアルするのかどうか分かりませんが、市場では品薄なので見つけたらすぐに買いましょう。(私は買いだめしました)
追記2018/1/17
どうやら生産中止というのはデマ(問屋さんの勘違い)だったようです。