学校の勉強って役に立つの?って誰もが思ったことありますよね?

化学・物理・数学とか実生活では何の役にも立たないじゃん!って思っちゃいますよね。

 

私も小・中学生のころなんか、よくそう思ってました。

 

まぁ、実際に社会に出てから役に立つことってあんまりないかもしれないんですけど、私の場合、学校で習ったことが役に立ったと強烈に実感したことがあります。

 

それは、行政書士試験の時です!

 

平成15年(もう19年前!!)に受験したのですが、その当時は法令問題と一般常識問題が出題されていたんです。

 

この一般常識というくくりは、時事問題なんかも出題されるんですが、なんと国語・社会・数学・理科の問題も出るんです!

 

まじかっ!って思いますよね。実際5教科の問題がでるんです(笑)

 

そこで、すごーく役にたちました。

 

この平成15年の試験は、特に法令問題が激ムズで合格率が3%未満と、かなり低かったんですが、私がなぜ合格できたかと言うと、完全に学校で習った知識のおかげなんです。

当時、こんな問題が出た

覚えてます?豆電球を使った電気回路の問題ですよ!

 

直列だとなんちゃら~。並列だとなんちゃら~。抵抗がなんちゃら~。

 

当時、こんなのが社会に出て役に立つのか?って思いましたよね。

 

それが役に立っちゃったんです。

 

行政書士試験を受けたとき、中学と高校の時に習ったときの記憶が少しあって助かっちゃいました。やっぱり勉強はやっておくものですよね。

 

直列では抵抗の大きな豆電球が最も明るいのでAが間違っています。

 

電池を2個並列につないでも豆電球の明るさは電池1個と同じなのでCも間違ってます。

 

答えは「2」ですね!

 

行政書士試験を受ける人って、圧倒的に文系の人が多いのですが、私は完璧な理系です。

おかげで、簡単に解くことができたんです。ホントにラッキーです。

その次の問題はこんなのが出た

なんじゃこりゃ?

 

これまた、こんなの社会に出てから何の役にも立たないと思っちゃうやつです。

 

真面目に数式を作って計算しても良いですし、連続する3つの数字が回答候補の数字になるように書き出して、どれが条件に合うかを探しても良いです。

 

どちらにしても理系の私には解きやすくて本当に助かりました。

 

この解き方が合ってるかどうかわからないけど、試験の時に書いた式が残ってました。(ホントは、もっと簡単な解き方があるかもしれないんですけど、とりあえず。)

と言うわけで、(7+8+9)=24

 

答えは「5」ですね!

更に次はこんな問題が出た

体積の問題!

 

これも社会に出て、何の役にも立ちそうにない問題です。

 

中学か高校か忘れましたが、確かに習いましたね^^

 

真面目に公式を書きだして比を出しても良いんですが、円錐の体積は円柱の体積の3分の1なので、AとCが3対1になってる答えを探せば一発で分かります。

 

選択肢の中でAとCが3対1になってるのは「5」だけなので「5」が答えですよね。

 

つまり、球の体積の公式を知らなくても「円錐の体積は円柱の体積の3分の1」というのを覚えていれば簡単に答えにたどり着けます。

 

問題の作者は、なぜAとCが3対1になってる選択肢を複数作らなかったんでしょう??

簡単すぎて、逆に心配になったので行政書士試験の時は公式を書きだして検算しちゃいました^^

 

私は行政書士試験の点数が合格ラインぎりぎりでしたので、これらの問題で1つでも間違っていたら不合格でした。

 

学校で学んだことを覚えていて本当に良かったと思います。

とにかく、学校で勉強したことは役に立つ

もちろん、私が中学生・高校生だった時は、将来行政書士試験を受けるなんて夢にも思ってなかったですけど^^

 

ホント、人生どこで何が役に立つか分からないな~

 

なので、ある程度は学校の勉強もやっておいた方が良いってことです。

 

世の中、どこで何が役に立つか分かりません。

 

ということは40歳を過ぎた今でも、無駄だと思う事でも今やっておくと将来役に立つかもしれないですよね。

 

人生、何事にもチャレンジ!

 

※当然ですが、行政書士試験ではこんな問題ばかりではなく、ちゃんとと言うか半分以上は法律問題が出ます^^

 

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