バギーの定番タイヤである「カクタス フュージョン(4WDフロント)」ですが、組み方(貼り方)を工夫すると走りが変わるって知ってましたか?

 

これは有名な話みたいなんですが、私は恥ずかしながらつい先日まで知りませんでした(笑)

 

風のうわさでは、貼り方を変えたら良いという話だけは聞いたことがあって、頭の片隅にあったので、ネットで検索したら出てきたので早速試してみました!

 

すると・・・・。

 

めちゃくちゃ良い!!

はっきりと曲がりが良くなりました!

 

なので、今回は知らない方のために貼り方(組み方)を紹介します!

一般的な貼り方(組み方)

普通はタイヤを買ったら、脱脂してインナーを良いサイズにカットして、インナーを入れてホイールに取り付けて接着。これで完成ですよね。

 

私も何も考えずこんな風に普通に貼ってました。まぁ普通ですよね。

 

当たり前ですけど、この赤いラインでホイールと接着しますよね。

 

でも、今回紹介するやり方はこの下の赤いラインでホイールと接着するんです。(つまり、外側の溝で接着する。最初にやりだした人、すごいなぁ)

何でそんなことするの?って思いますよね。

そんなことして意味あるの?って。

 

でも、これには明確な理由があって、めちゃくちゃ納得しました。

 

普通に貼ったものを横から見ると違いが分かります。

 

よーく見ると分かるんですが、真ん中がへこんでますよね。

 

私はもともとツーリングラジコンの出身なので経験があるのですが、タイヤって組んだ後に平面になっているよりも膨らんで曲線になって、路面との設置する部分が少なくなっている方が良く曲がることが多かったんです。

 

ですので、カクタス フュージョンも横から見て少し丸くなるように組んであげると曲がるようになるんだと思います。

 

このラインで接着してあげると

 

こんな感じになります。

 

先ほどと違って横から見てへこんでないですよね。

 

ホイールとタイヤの接着面はこんな感じです、しっかりと最後まで入ってます。(これはタイヤの外側だけじゃなく内側も同じように貼る)

 

このよう貼るにはタイヤをカットする必要がある

当然ですが何も加工しない状態ではこんな風に貼る事はできないので、タイヤを少しカットしてあげる必要があります。

 

この方法マニアックスアリーナのyoutubeで公開されています。

こんな感じでタイヤの内側をカットする事で、先ほど紹介したラインでホイールに接着する事ができるようになります。

 

その効果は?

私が実際に試してみたところ、はっきり言って同じタイヤとは思えないほど曲がるようになりました!

 

タイヤの貼り方でこんなに変わるのか!とめちゃくちゃ驚くほどです。

 

今までとは明らかに速い速度でコーナーを曲がることができるようになります!

 

でも、その副作用としてグリップの良い場所でハイサイドするようになります・・・・・。

 

ハイサイドするときは、ショルダーグルーをしよう!

ハイサイドするときは、対策の一つとしてタイヤの外側に瞬間接着剤を塗って、引っ掛かりを減らす方法があります。

 

下の写真の赤のライン当たりに塗る事で余計なグリップを逃す方法らしいです。(誰が最初に考えたんでしょうね?頭いいなぁ)

個人的には外側の大きなピンに少しかかるあたりまで塗ってます。

 

これでハイサイドの確立ををかなり軽減できます。

 

塗るときはハケ付きの瞬間接着剤が便利で、これを使えば簡単に!

 

ハケ付きの瞬間接着剤として有名なのはタミヤのこの製品ですけど。。。これはロックタイトのOEMなんですよ。

 

だから、全く同じものでありながらロックタイトのこちらの商品の方が安く手に入れる事ができます。(マニアな人は知っている。知らない人は覚えてね。)

 

もちろん私はロックタイトのを使ってます。同じものは安い方がいいですよね!