タミヤのバギー用タイヤにデュアルブロックタイヤがありますが、これって基本的には4WD用のタイヤでして、2WDの前輪にはタミヤ製でジャストサイズのホイールがありません。

 

なので、六角ハブ化をして無理やり取り付けたりしたのですが、この状態でサーキットを走らせてもドアンダー!

全然曲がらくてめちゃくちゃ苦労しました。なんとかならないものか。

タミヤ製のホイールでもなんとかなった

デュアルブロックタイヤを使うとき、通常はこのラージディッシュホールを使います。

 

でも、2WDの場合、アストラルディッシュホイールを使った方が良く曲がるみたいです。(DT-03ネオマイティフロッグの標準ホイール)

 

左がラージディッシュホイールで右がアストラルディッシュホイールです。アストラルディッシュホイールはDT-02やDT-03で一般的に使われるフロントホイールです。

 

ラージディッシュホイール(フロント)で幅は28.5mm

 

こちらが2WDアストラルディッシュホイール(フロント)で、幅は24mm

およそ3.5mm~4mmぐらい違いますね。

ツーリングタイヤでも26mm幅より24mm幅の方がクイックで良く曲がるので、細いホイールに無理やり取り付けた方が曲がるんじゃないかな?と思って試したところ、やっぱり良く曲がって、大きくタイムアップしました。(このおかげで四独グラスホッパーでも、マンタレイやターボオプティマに交じってAメインに入れた)

実際に組んで見た目を比較

ラージディッシュホイール(フロント)に組付けたらこんな感じで32.8mmほど。DF-03などの4WDに取り付けるときはこの組み合わせです。

 

2WDアストラルディッシュホイール(フロント)に組付けたところです。30mmほどなので約3mm幅が狭くなりますね。

そしてたった3mmと侮ってはいけません。

はっきり言って、曲がりが全然違います。

 

幅は3mmの差ですが、実はタイヤが路面に設置する面積の差はもっとあります。

アストラルディッシュホイールの場合、無理やり組み付けていてタイヤの中央がラウンドして盛り上がってるので実際に走ってみると、タイヤが路面に設置する部分が狭くてクイックな動きになり、良く曲がるようになるんです。

 

取り付けたらこんな感じ。前後ともフロント用のデュアルブロックタイヤCを取り付けてます。

この状態で実際にレースに参加した映像はこちらです。(5番手スタート)




ちょっとミスを連発しちゃいまして、結果はイマイチでしたけど、車の動き的には今までで一番可能性を感じたレースでした。

まぁ、周りはトップフォースとターボオプティマばかりなので苦しいんですけどね(笑)

とにかく、フロントタイヤはデュアルブロックタイヤをアストラルディッシュホイールに付けてラウンドさせて、リヤは後輪用ではなく前輪ラージディッシュホイールにフロント用のデュアルブロックタイヤを使うことで、リヤグリップを少し下げて曲がる方向にセットすると良くなりました。

この辺りは季節によってバランスを見ながら調整すると良いと思います。