つい最近、ラリー用にTT-02 TYPE-Sをもう一台購入しました!

 

今回は、このTT-02 TYPE-Sをラリー化するお話です。

 

いつも行っているホームサーキットは、通常はオンロードコースなんですが、3カ月に1回のお祭り企画が始まりました。

 

ジャンプ台を設置して、2WDバギー、4WDバギー、ラリー、ビッグタイヤマシンのレースをするんです。

 

全体のコースはこんな感じで、ジャンプ有り、パイロンや障害物を乗り越えるレイアウトです。




私はラリーカーやビッグタイヤのマシンを持ってなかったので、1部門にしか参加できず、当日こんな思いをしました。

 

「レースの順番がなかなか来なくて暇~」

 

ずっとマーシャルしてるし。

 

なので、ラリー用マシンを買うことにしました!

 

XV-01を買うか、TT-02RR、TT-02TYEP-SRなど、どれにするか色々と考えたのですが、TT-02TYPE-SRの仕様があまりにも期待外れだったので、今のうちにTT-02TYPE-Sを買うことにしたんです。

 

今回のテーマは、「なるべくお金を掛けず、手元にあるパーツを活用しつつ、ある程度戦える戦闘力にする!」です。

 

手元にあるパーツはこんな感じ

モーター G Force Super Fast 13.5T
ESC G Force TS50A
オイルダンパー Mシャーシ ハイグレードアルミダンパー
サーボ K-Power DSC090
Cハブ スクエア STA-36FS
受信機 サンワ RX482

 

なんか、結構揃ってますよね。

 

キットさえあれば、もう完成する勢いです。

 

と言うわけで、まずはキットだけ購入しました。

 

さー、あとはこれを組み立てて、車高を確保してラリー化するだけです!

まず、完成形の紹介

私、だらだらとなかなか結論を書かない文章が大嫌いです!

 

なので、先に完成形を紹介して、そのあとでゆっくりと組み立て工程を紹介していきます!

 

と言うわけで、いきなり完成!ボディは、完成済みのSUBAPUです!

 

全体像はこんな感じで

 

ジャンプもあるコースなので、車高は約19mmとかなり高めに設定しました。

 

ステアリングは、コストカットのためにイーグルのTT02-15V2Uを導入(このアルミステア導入時の細かい工夫などは後日詳しく書きます)

TT-02Sの車高を上げてラリー化する際のポイント1

車高を上げるポイントは、たった3つです。

 

1つめは、「オイルダンパーのボールエンドには、長いものを使う」です!

通常は、Vパーツの1を使うのですが、車高を上げるためVパーツの2を使います。

 

この状態でダンパー長が長くなりまして、今回は前後とも65.5mmに設定しました。

 

これで車高が上がるというわけです。

TT-02Sの車高を上げてラリー化する際のポイント2

実は、ダンパーを長くしただけではCハブとサスアームが干渉して車高を上げることができません。

 

サスアームに普通にCハブを取り付けると・・・・

 

はい。ここが干渉して結果として車高が上がりません。

 

そのため、フロントのサスアームをせっせと削って、Cハブとの干渉を解消してあげましょう!

頑張って削ってあげないと、干渉したままになって車高が上がらないので、ガシガシ削ってください。(感覚的には縦の厚みを4分の1以上削る感じ)

 

これが、TT-02 TYPE-Sの車高を上げる最大のポイントです。

 

ちょっと見にくいかもしれませんが、こんな感じです。(先ほど削った場所が縦方向に薄くなったのが分かりますか?)

実際は、何度か削りながら干渉を確認して、ほどよいところで削るのをやめる感じで仕上げました。

 

ちなみに、リヤは、ほとんど削らなくても大丈夫!

 

私は念のため、少しだけ削りましたが、ほとんど干渉してなかったです。

TT-02Sの車高を上げてラリー化する際のポイント3

説明書通りに、ウレタンブッシュとOリングをデフカップとアスクルに入れましょう!

 

ツーリングで使用する場合は、それほど注意しなくても良いのですが、車高が上がるとドックボーンが明らかに緩くなってしまいます。

なので、説明書通りにウレタンブッシュとOリングを入れましょう!

 

フロント側は、ユニバーサルシャフトを入れたので内側だけウレタンブッシュを入れました。

ポイント プラスα

これは必須ではないのですが、車高を上げるのでステアリング部分の角度が付いてしまって、バンプステア(バンプイン)がきつくなります。

 

なので、ここにスペーサーを入れてバンプステアを弱めました。

 

上の写真では5mm、スペーサーを入れてましたが、あとで8.5mmまで増幅させました。

これでもまだ、若干バンプインですが、まぁこんなもんでしょうか?

※注意:スペーサーを入れすぎた結果、てこの原理で後日アルミのナックルが曲がりました。別記事で紹介してますが後日別の方法で対策してます。

ラリー化は、たったこれだけで完成

TT-02Type-Sをラリー化するのはたったこれだけです。

 

これだけで、車高19mmのマシンが完成です!

 

車高を上げてラリー化する手順自体はすごく簡単で、オプションなどを一切入れなくてもできますので、安くラリーマシンを手に入れたいときはおすすめです。

シェイクダウンしました

とりあえず、普通のコースでシェイクダウンしました。

 

ジャンプ台や障害物は無い状態ですが、感触を確かめた感じはまぁまぁでした。




タイヤはレーシングラジアルなので、グリップ力はそれほど高くありませんが、そこそこ走ってくれました。

 

そこそこ満足です。

 

今回のTT-02Sのラリー化は、レースでも使うという点と、高い耐久性を持ったマシンにしたいので、オプションを導入したり工夫を重ねました。

 

そのあたりの、組み立て時の細かい工夫や社外品のオプション導入など、次回以降の記事で順番に紹介していきますのでお楽しみに!

その後、ジャンプ台ありのコースでチキチキ