ラジコンのギヤの動きってすごく重要ですよね。

 

1か所でも動きが重い場所があると、それだけでスピードも遅くなりますし、転がりも悪くなります。

 

レースなど、レギュレーションが決まっている時はかなりの致命傷となります。

 

そして、M-07のメンテナンスをしていた時に、気が付いちゃいました。

 

私のM-07では、このギヤの動きが重いんです。

このギヤだけ付けている状態で、手でシャーって回してみたんです。

 

すると、1秒ぐらいで止まりました。。。。

 

あれっ?何でこんなにすべりが悪いの??

 

最初はベアリングが傷んでるのかと思ったのですが、違いました。

 

ベアリングは全く傷んでなかったんです。

 

試しに、アルミのモータープレートを固定しているネジを緩めた状態でギヤを回してみると、結構回ったんです。

 

あれっ?もしかして、ちょっと干渉してる?

 

そう、原因はここに入っているプラスチックのシムだったんです。

 

説明書だとこのB3部品です。

ノギスで測ったところ、この部品の厚みは0.8mmでした。

 

試しに、このシムをはずした状態で回してみると、当然ですがスルスル回りました。

 

マシンごとに個体差はあると思うんですが、うちのマシンでは0.8mmだと厚すぎるみたいですね。

 

と言う訳で、シムを交換することにしました。

 

今回使ったのはこちらです。

 

この中の0.2mmと0.3mmを使いました。

まずは、厚み0.5mmで取り付けてみたんですが、ガタが大きい・・・・。

 

次に厚み0.7mmで取り付けると、ガタ無しスルスル!

という事は、わずか0.1mmの差でギヤの動きが重くなってたんですね。

 

ラジコンってホントにシビアですね。

注意

今回のギヤの動きを確認する際は、必ずモータープレートを固定するネジを締めこんでから確認しましょう!

 

そうしないと、普段スルスルでもネジを締めると動きが重くなる可能性がありますので!