先日、四独グラスホッパー2号機でレースに参加してきました。

参加車種は全12台

オプティマ
ターボオプティマ
ホットショット×3台
アルティマ
アタックバギー
グラスホッパー2
マンタレイ×2台
バンキッシュ
グラスホッパー

クラシックバギークラスですが、ほとんどが復刻バギーで強敵ばかりです。

 

しかも12台のうち9台は4WDだし、グラスホッパーはかなり不利な状況です。(あれっ。グラスホッパーで有利な状況ってあるのか?まぁいいか。)

 

で、レースの結果は予選5位でAメイン入り、決勝では1つ順位が上がって4位。

グラスホッパーで4位なら十分じゃない?って思いますよね。

 

確かに客観的に見れば十分なのですが、全然満足できてないんです。

 

なぜならレース中盤を過ぎるまで2位を走行してたからです。その状態で後ろからマンタレイが追い付いてきまして、後ろからドカンとぶつけられ・・・、マンタレイはそのまま行っちゃうという。。

 

意地で追いかけて一度は抜いたんですが、また後ろからドカンとぶつけられ・・・、そのままグラスホッパーはマンタレイに乗り上げてしまい身動き取れず・・・・・。その間にターボオプティマに抜かれ、バンキッシュに抜かれ・・・・。4位でゴール・・・。悔しい!

 

これじゃぁ、満足できないですよ。(ああ、2位でゴールしたかった)

 

もうね。それもこれも、後ろから追いつかれるのが悪いんです。

 

追いつかれるからぶつけられるわけで、追いつかれることなく、ぶっちぎっちゃえば良いんです。

 

と言うわけで今回の改善はグラスホッパーの切れ角を増やす!です。

干渉して切れ角が増やせない

今回追いつかれる大きな原因の1つが、コーナーの曲がり(特に低速コーナー)が弱いという点です。

 

曲がらないから、アクセルを握れない。アクセルを握れないからコーナーが遅くて追いつかれるんです。

 

フロントに荷重がかかるように車高を前下がりにしたり、ウエイトを積んだりしてレースに臨んだんですが効果はイマイチでやっぱり遅い。ちょいブレーキを使ったり走り方も工夫してるつもりだけどとにかく遅い!

 

で、あらためて見てみると、圧倒的に切れ角が無い!これでフル舵角!

しかも、サスアームに干渉(上の写真の赤丸部分が干渉)してこれ以上切れ角が増やせないじゃないですか!こりゃ、困った。

 

※写真はグラスホッパー2のサスアームを使ってますが、ノーマルでも干渉するのは同じ

DT-02、DT-03のナックルが使える

よく見るとナックルの形が悪いですよね。わざとサスアームに干渉するように作っているとしか思えません。

 

そこで手元にあるナックルで使えるのはないかなぁと見てみると、ありました!

 

DT-02、DT-03のナックルが無改造で付きますしサスアームに干渉しない形!これは良い!

(上がDT-02、DT-03のナックルで下がランチボックスのナックル)

 

ほーら、こんなに切れ角が増やせました!

これは曲がるようになるぞ!

 

ですが・・・・・。

 

ランチボックスのナックルからDT-02,DT-03のナックルに替えたので、せっかく増やしていたトレッド幅が狭くなっちゃいました・・・。

 

これは何とかしたい!

別のアイテムを見つけた

トレッド幅が狭いとどうしても安定感が足りないので、なんとかしたい。

 

そう思って使えそうなナックル探しの旅(ネット上の旅)に出ました。

 

いろいろ探してみるけど、全然見つからず1日目が終了。

 

そして2日目。

 

以前はランチボックスのナックルを使ってワイドトレッド化していたので、もしかしたらビッグタイヤのマシンで使えるナックルがあるんじゃないかと思い、タミヤの説明書ページに行ってビッグタイヤマシンの説明書を読みあさったところ、ついに見つけました!

 

ワイルドウイリー2のナックルが、形状はDT-2,DT-3と同じでシャフトの長さがランチボックスと同じ感じでした!

(一番上がDT-02、DT-03のナックルで真ん中がランチボックスのナックル、一番下がワイルドウイリー2のナックル)

 

よっしゃー!なんだか行けそうな気がする~。

 

早速取り付け!の前に一工夫。

 

ワイルドウイリー2のナックルを使うことで、サスアームの内側の干渉は無くなったのですが、今度は外側が干渉するので、この部分をカットします。

あとは取り付けるだけ!

あれっ?構造上、左右の切れ角が一致しない

あとは取り付けて完了かな?と思ってたのですが、簡単にはいきませんでした。

 

グラスホッパーやホーネットは、サーボの取り付け位置がシャーシの真ん中ではないので、どうしても左右の切れ角に差が出ます。

 

左右の切れ角だけの差なら、プロポで調整するのですが、アッカーマンで差が出るというすごい構造です。。。

 

左に切ったときはアッカーマンが大きく、右に切った場合はアッカーマンが小さい。(左右の舵角差がすごいでしょ。。)

こんなにも左右で差がついて良いのか?(良いわけがない!)

 

仕方ない。

 

めんどうだけど四独グラスホッパー1号機でやった「ステアリングワイパー化」をするしかない。。。

 

M-07のステアリングワイパーを使った改造です。この辺りは以前の記事で詳しく説明しているので、こちらをどうぞ

 

以前と違うのは、手持ちに適当なステアリングポストが無かったのでDB01用のステアリングポストを買いました。

 

こんな感じでDB01のステアリングワイパーを取り付け!

 

そして一瞬で完成!(実際は一瞬じゃないけど。)

驚異的な切れ角!

見てください、このドリ車みたいな切れ角を。

 

これでも切れ角を絞ってるんですが、めちゃくちゃ切れてますよね。実際のサーキット走行ではもう少し絞りますけど、まぁ、切れるようにしておくに越したことはありません!

これは曲がるようになったでしょ!

 

次こそは、目指せAメイン3位以内!