先日、四独グラスホッパー2号機のリヤトレッドを左右1mmずつ増やした記事を書いたのですが、今回は一気に左右10mmずつ(合計20mm、つまり2cm)増やしました!
ビフォー(約23.7cm)
アフター(約25.7cm)
なぜこんなことをするかと言いますと、先日この四独グラスホッパーでのレースでついにAメインに入れたのですが、決勝では安定感不足で大苦戦!
やはり安定感不足をどうにかしたいので、一気にワイドトレッド化しました!
今回は、どうやって2cm増やすことに成功したのかをお知らせします。
用意するもの
まず必須なのはホイールハブです。とりあえずこれがあれば、一気にトレッドを2cm増やせます。
更にあると良い物
今回のホイールハブの仕組み上、走行中にナットが緩む可能性があるので、スプリングワッシャーとワッシャーがあると更に良いです。
早速、取り付けてワイドトレッド化
今回注文したホイールハブには以下の3点が入っています。ホイールハブとナットとシャフトです。(写真は12mmのホイールハブ)
ちなみに、ホイールハブは12mmと17mmの2つが売っています。トレッドを2cmアップするには17mmのホイールハブを使用します。
これを取り付けるだけでワイドトレッド化できるのですが、ホイールハブが長いとナットがアスクルに届かないんじゃないの?って思いますよね。
その辺は、後ほど解説しますが特殊なナットが入っていて上手く解決できています。その代わり、ホイールの穴を5mmに広げておく必要がありますので先にやっておきましょう。
ホイールナットにスプリングワッシャーとワッシャーを入れる
まずは、ホイールナットにスプリングワッシャーとワッシャーを入れます。ホイール側がワッシャーで、外側がスプリングワッシャーです。
ホイールナットをホイールに軽く差し込む
ホイールハブを差し込む
何も難しくありません。単にホイールハブを差し込むだけです。
ご覧の通りホイールハブには5mmの穴が開いていて、ここにホイールナットが通って、奥にあるアスクルのネジに入っていくという構造になってます。
ホイールナットを回す
あとは、ホイールナットを回すだけです。
ちょっと注意しないといけないのは、このホイールナットは8mmのナットドライバーを使う必要があるという点です。(一般的なナットは7mm)
たったこれだけで完成!
ワイドトレッド化のビフォーアフター
今回、3パターンの比較写真を載せました。(これだけパターンがあれば、レースでもセット変更に使えますね!)
7mmのホイールハブのとき
こちらが先日取り付けた7mmのホイールハブを取り付けた時です。まぁ普通のトレッドですね。
12mmのホイールハブのとき
こちらが12mmのホイールハブを取り付けた時です(先ほどより5mm広がってます)。オイルダンパーを取り付けているピロボールとタイヤの内側の距離を見ると分かりやすいです。
17mmのホイールハブのとき
こちらが17mmのホイールハブを取り付けた状態です。これは明らかにトレッドが広がっているのが分かりますね。
上から見るとこんな感じ。
今回は四独グラスホッパーでワイドトレッド化を行いましたが、一般的なラジコンでしたらやり方はほぼ共通なので他のラジコンでも簡単に実施できます。
取り付けている模様を動画にしました
記事を読んでもらえればイメージが伝わると思いましたが、もっと分かりやすくするために動画にしました。