先日、TT-02Sをラリー化したのですが、その際にステアリング系のパーツをどうしてもアルミにしたいな~と思っていました。
ノーマルの樹脂製だとクラッシュ時の衝撃に弱いですし、段付きビスを使って取り付けるので余計なガタがあります。
やっぱり、アルミ化したい!
とは言え、タミヤの純正を揃えると、この2点で4千円超え(高い!)
遊び用のラリーマシンにこの値段は出しにくいです。。。。
しかし、イーグル製なら2千円ちょっとで買えます
でも。。。。
多くのケースで、イーグル製は安かろう悪かろう。
今回はどうでしょうか?
結論から言うと、取り付け方法を少し工夫すれば十分に使えます!
私のように遊びのラリー用に使う場合は全く問題ありません!
その工夫とは?
このイーグル製「TT02用 TT02-15V2U」が家に届いたとき、3つの問題点があることに気が付きました。
1.ビスをしっかり締めると、動きが重い。緩めると外れやすい。
2.ピロボールとアジャスターは、タミヤ製に交換した方が良い
3.ターンバックルもタミヤ製に交換した方が良い
そのため、今回の工夫は上記の問題を解決するための工夫となります。
工夫1 ビスを締めこんでもスルスルにする
まず、最初に重さに気が付くのがこの部分です。
ここは、走行中に激しく動くので、しっかりとビスを締めこまないとビスが緩んでしまい、最悪の場合外れちゃいます。
でも、しっかり締めこむと明らかに動きが重くなります。
締めこむとパーツ同士の隙間が無くなって、干渉しちゃうんですね。
これでは正確なステアリング操作の支障になっちゃいます。
では、どうすれば良いか?
答えは簡単!
「裏からイモネジを入れる!」
こんな感じで、イモネジを入れることで表からビスを締めこんだときにビスがイモネジに当たって、それ以上は締まらなくなりスルスルに動く隙間を確保できるんです。
イモネジをどこまで入れるかは、動きを見ながら調整していきます。
ビスを締めこんだ状態で、ガタが無いけどスルスルに動く!そんな位置を探りながら調整してください。
ちなみに、緩み防止のためにネジロックも使いました。
これでこの部分は完璧です!
もう一か所同じような工夫をする
実は、この部分でも同じことが起きます。しっかり締めこむと動きが重くなるんです。
そんなわけで、こちらも先ほどと同じような手法で対応します。
裏から4mmか6mmぐらいのビスで締めるわけです。これで先ほど同様、ビス同士がぶつかってしっかり締まった状態でスルスルにできます。
ちなみに、ネジ穴は先にタップを立てておきます。そのうえで、ネジロックを使ってビスをしっかり固定しました。
工夫2 ピロボール、アジャスター、ターンバックルはタミヤ製にする
このパーツには最初からピロボール、アジャスター、ターンバックルが入っています。
セットなので便利だと思いますよね?
でも、これは使わない方が良いです。(個人的には、そう思います。)
分かってるんです。これではクラッシュ時に簡単に外れる事を。
レースでここが外れたら、その時点で負け確定ですので、それだけは避けないといけません。
更に、このアルミのターンバックルの長さは15mmで、標準の23㎜に比べて短すぎです。
そのため、最低でもTT-02Sにキット標準で入っているピロボール、アジャスター、ターンバックルを使いましょう!
アジャスターはローフリクションタイプに変更すれば更に良いです。
これでスルスル、ガタ無し、アジャスターも外れにくいベストな状態になりました!
文章で読むと、面倒に感じるかもしれませんが、単にイモネジを入れたりピロボールを交換するだけで、すごく簡単な作業です。
たったこれだけの作業で十分に使えるようになるし、タミヤ製の約半額で手に入るので、お遊び用のマシンでしたらこれで十分だと思います!